個別指導の予備校で成績が上がらなかった
「個別指導=成績があがる」のは本当ですか?
わからないところがあれば、何でも質問できて、わかりやすく教えてくれる。
そんな個別指導があれば、どんなに成績が悪くても合格できるようになるのではないかと思ってしまいがちですが、実はそこには大きな危険があります。
それは、教えてもらってわかったとしても、自分で解けなければ結局成績は上がらないし、合格はできないという点です。
結局は解けるようになったかが重要
集団授業であれ、個別指導であれ、独学であれ、結局最後にものをいうのは自力でどれだけ問題を解ける力がついているかです。
わかりやすい指導でわかったかではなく、そのうえで解けるようになったかが重要なのです。聞いただけでわかったつもりになっていては、成績は一時的には上がったように思えても、すぐに下がってしまうのです。
他学部と比べても難易度が高い医学部医学科の入試は、完成度の高さが求められます。たとえ他学部と同じ問題レベルだったとしても、医学部医学科は要求される得点が高いため、非常に難しいものになります。
入試本番で正解できる力をつける
どんなにわかりやすい個別指導があったとしても、説明された内容を絶対に間違えないレベルまで完成させるためには、自分自身で解く以外にありません。
わかったかどうかで勉強の達成を見るのではなく、今解けるようになっているのか、入試で実際にその知識が間違えずに使えるのかを意識して学習しなければ合格はできません。